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胃カメラ検査

胃カメラ|春日井市/高蔵寺/神領/志段味/のじり内科クリニック

胃カメラ検査について

多くの方が「内視鏡検査は辛い」と感じ、症状があるにもかかわらず検査を避けがちです。しかし、病気の適切な治療(特に胃癌など)には、早期発見が非常に重要です。

のじり内科クリニックでは、患者さんに快適で適切な内視鏡検査を受けていただけるよう鼻から挿入可能な細いカメラを用いて、内視鏡医として研鑽を積んだ医師が検査を行います(消化器内科医としてしっかりと研修・トレーニングを行い、ただ内視鏡挿入が出来るだけ、専門医資格があるだけの医師ではないということです)。>>当院の内視鏡検査の特徴

何かあってはいけないのですが、トラブルだけでなく、観察時に血が出ていた場合など何があっても対応します。そのため、楽に鼻からでも検査可能な細い内視鏡だけではなく、緊急時に止血処置が可能な通常の太さの内視鏡の両方を揃えてあります(鼻からの内視鏡は止血処置が不可能であるため)。

責任をもって検査行うには様々な場面への対応も出来るようにしておくべきだと考えています。患者様の個々の状態に合わせた検査と治療が可能ですので、何でも気軽に相談してください。

                                          画像提供:オリンパス株式会社おなかの健康ドットコムより

胃カメラ検査を行うタイミング

2018年の国内統計によると、全悪性腫瘍の中で胃がんは男性と女性の罹患数は第2位であり、年間約12万人が新たに罹患しています。ピロリ菌の感染者数は減少傾向にあり、それに伴い胃がんの発症も減少していますが、依然として多くの方がこの病気に罹患しています。

春日井市では、40歳以上の方を対象に胃がん検診プログラムを実施しており、2年に1回、少ない負担で胃カメラ検査(+胃バリウム検査)を受けることができます。

早期胃がんの発見率、早期発見の重要性から当院ではバリウムではなく胃カメラでの検診を強くお勧めしています

自治体によっては50歳以上から対症となっている場合もある中で、春日井市は40歳から対象となっています。

春日井市のがん検診は市民の健康増進のためにしっかりとしたプログラムが作成されています。それらを利用して病気の早期発見・健康長寿を目指しましょう!

胃痛、胸焼け、食欲不振を感じる方や、40歳を超えて胃がん検診の案内が届いた方には、気軽に胃カメラ検査の相談をしてもらえればと思います。

以下、春日井市の胃がん検診の費用等の内容です。

対象者 検査内容 受診料金
40歳以上の偶数年齢 胃内視鏡検査または胃部X線検査のいずれかを選択 2,700円

40歳以上の奇数年齢で前年度に

胃内視鏡検査を受けていない人

胃部X線検査

**胃がん検診の注意事項については以下参照 →がん検診等の詳細|春日井市公式ホームページ (kasugai.lg.jp)

胃カメラ検査の目的と重要性

胃カメラの目的

胃カメラ検査の主な目的は以下の通りです。

  1. 診断:胃もたれ、胃痛、吐血、黒色便、体重減少、嚥下困難、胸焼け、胃酸逆流などの症状の原因を診断します。
  2. スクリーニング:胃癌や食道癌など消化管がんの早期発見のための定期検査。萎縮性胃炎の方は定期的に胃カメラ検査が必要です。
  3. 組織検査:胃内視鏡を使用して、腫瘍などが疑われる病変部位から組織を採取し、病理(顕微鏡)診断を行います。
胃カメラの重要性

胃カメラ検査の重要性は以下の通りです。

  1. 早期発見: バリウム検査より胃がんや食道がんの早期発見に役立ちます。特に、2010年以前はどのような大きさで腫瘍が発見されても外科的な胃切除しか方法がありませんでした。しかし現在はESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の発達によって早期がんであれば腫瘍だけをくりぬくように切除すれば根治可能でお腹を切る必要がありません。胃カメラはESD適応となる早期がんの発見に非常に有効です。
  2. 確実な診断: X線やCTスキャンでは胃の内部の潰瘍やポリープ、胃がんの発見が難しいことがありますが、胃カメラによりこれらを確実性高く検出できます。上述するように重要な早期発見に非常に役立ちます。
  3. 最小限の侵襲: 検査は比較的安全であり、患者への負担も少なく胃の状態を評価できます。

当院の胃カメラの特徴

内視鏡検査に精通した医師による検査

上述しましたが、内視鏡に精通した医師が必ず検査・診断・説明を行います。検査が楽であることは当然大切です。

しかし、内視鏡検査で最も重要なの適切な検査です。楽=適切ではありません。鎮静剤などを用いて楽だからといって毎年検査しても不適切な検査・診断をされて診断が遅れては意味があるでしょうか?当院では常に適切な検査を提供させていただくようにしています。

また、適切な検査間隔は人それぞれの背景、年齢などで違います。萎縮性胃炎が強い人や腫瘍の治療後など毎年検査を行った方がいい場合はあります。しかし、ピロリ菌がおらず萎縮性胃炎がない人は毎年検査する必要ありません。

医師に言われるまま何となく毎年検査していませんか?当院では適切な検査間隔がどうなのかといった事もお伝えしています

土曜日や午後も検査可能

土曜日や午後も検査可能: 平日のみだけでなく土曜日も検査が可能です。また、どうしても午前中は検査できないという場合は午後の対応もさせていただきます。曜日・時間についても気軽にご相談ください。

高性能なオリンパスの内視鏡システム

当院ではオリンパス社の経鼻内視鏡システム(GIF-1200N)を導入しております。以前の290型の経鼻内視鏡は経口内視鏡と比較して解像度に難がありましたが、最新の1200型になってから経口に匹敵する解像度まで性能が上がりました。経口と遜色なく、細いために楽に検査出来ることからスクリーニング検査はこれ一択でいいのではないかと考えます。

内視鏡のメーカーは他にもありますが学会等ではオリンパス製の内視鏡システムがメインであるため内視鏡専門医としてこだわりを持ってオリンパス社の内視鏡を選んでいます。

下図、左:GIF-1200N 中央:1200型画像 右:290型画像

EVIS LUCERA ELITE 上部消化管汎用ビデオスコープ GIF-H290|製品情報|オリンパス医療ウェブサイト メディカルタウン上部消化管汎用ビデオスコープ GIF-1200N|製品情報|オリンパス医療ウェブサイト メディカルタウン上部消化管汎用ビデオスコープ GIF-1200N|製品情報|オリンパス医療ウェブサイト メディカルタウン画像提供:オリンパス株式会社より

胃カメラの当日費用

検診で受けられる方については上述いたしましたが、保険利用の場合のおおよその負担金額は以下となります。

  1割負担の人 3割負担の人
観察のみ 約2000-2500円 約6000-7000円
観察+組織検査 約3000-4000円 約10000円
外来の初診料、カメラ前の採血検査等別途費用あります。胃カメラ検査中、病変がある個数や場所で費用の多少の差があります。費用に関しては当日、現金、QRコード決済、クレジットと多くのキャッシュレスも可能です。

カメラが気になったら気軽にご相談を

胃カメラは胃がんの早期発見やピロリ菌のスクリーニングのため非常に重要です。ピロリ菌にかかったことがある人や、ピロリ菌による萎縮性胃炎が強い場合は定期的な検査をおすすめします。病変を早く見つけることで、外科手術ではなく内視鏡手術で治療出来れようにしていきましょう。

胃リスク検診や定期的な内視鏡検診をしっかり行っていれば胃がんは手遅れになりにくいですが、そのためには何度も言っておりますが適切な検査が不可欠です。当院は適切な検査が提供可能であることを自信をもってお伝えさせていただきます。

当院で検査を受けようかなと思った方は気軽に受診してご相談いただければと思っております。

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