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骨粗鬆症

骨粗鬆症(骨密度低下・骨折予防)|春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧市 のじり内科クリニック

骨粗鬆症は、骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。
とくに閉経後の女性ややせ形の方、運動不足の方では、気づかないうちに進行し、初めての症状が「骨折」ということも少なくありません。
春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧エリアで、骨密度のチェックと骨折予防をご希望の方は、のじり内科クリニックにご相談ください。

特徴1 骨密度と骨折リスクを見える化

骨密度検査や血液検査を組み合わせて、「今の骨の状態」と将来の骨折リスクを分かりやすくお伝えします。

特徴2 生活習慣病とまとめて管理

高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病とあわせて骨粗鬆症を管理し、全身のリスクを一緒に減らしていきます。

特徴3 転倒・骨折予防までサポート

骨を強くするだけでなく、転倒しにくい生活環境づくりやリハビリ・体操のポイントもお伝えします。

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症は、骨量の減少と骨質の劣化により骨密度が低下する骨の病気です。骨密度が低下するとイメージどおり骨折のリスクが増大します。 骨のカルシウム量は20代ごろに最も多くなり、40代以降に減少していきます。そのため、骨密度の減少を早めに確認し、 骨折を予防することがとても大切です。

主に高齢者や閉経後の女性に多く見られますが、生活習慣や特定の疾患によっては、若い世代の方にも発生することがあります。 「まだ若いから大丈夫」と油断せず、気になる方は一度チェックしておきましょう。
健診で生活習慣病や骨の状態を指摘された方は、春日井市の特定健診・がん検診のご案内 もあわせてご覧ください。

骨粗鬆症の原因・なりやすい人

骨粗鬆症の原因は大きく一次性骨粗鬆症二次性骨粗鬆症に分けられます。 一次性では「加齢」「閉経後の女性ホルモン低下」「栄養不足」などが中心で、二次性では薬剤や基礎疾患、ホルモン異常などが関わります。

とくに、やせ形の方・運動不足の方・閉経後の女性・喫煙や多量飲酒のある方・持病や薬の影響がある方では、 骨粗鬆症のリスクが高くなります。一度ご自身に当てはまる項目がないか確認してみましょう。

分類 原因 具体例
一次性骨粗鬆症 加齢 年齢とともに骨吸収が増加し、骨形成が減少する。
  女性ホルモンの減少 閉経後のエストロゲン低下により、骨代謝バランスが崩れる。
  栄養不足 カルシウムやビタミンD不足が骨密度低下につながる。
二次性骨粗鬆症 薬剤の影響 ステロイド薬、抗てんかん薬、抗凝固薬(ヘパリンなど)の長期使用。
  基礎疾患 糖尿病、甲状腺機能亢進症、慢性腎疾患、消化器系疾患(栄養吸収障害など)。
  ホルモン異常 副甲状腺機能亢進症、クッシング症候群。
  生活習慣 喫煙、過度の飲酒、運動不足。
その他の要因 遺伝的素因 家族歴に骨粗鬆症がある場合、発症リスクが高まる。
  低体重 体重が軽いと骨量が少なくなりやすい。

 

骨粗鬆症の検査(骨密度・血液検査など)

骨粗鬆症の診断には、骨密度測定に加えて、血液検査や尿検査で二次性骨粗鬆症の有無を確認し、 病態に応じた治療計画を立てていきます。

骨粗鬆症のスクリーニング検査

骨密度測定の代表的な方法は2つあります。一番正確なのはDXA法ですが、超音波法に比べて時間と費用がかかります。 それぞれの特徴を理解しておくと、検査のイメージがしやすくなります。

DXA法(デキサ法):X線を利用して骨密度を測定します。腰椎や大腿骨が対象部位で、 正確性は最も高いとされています。WHOの基準でTスコアが -2.5以下の場合、骨粗鬆症と診断されます。

超音波骨密度測定:かかとなどに超音波を当てて骨密度を測定します。 手軽で放射線被ばくがない一方で、DXA法より精度はやや劣ります。

このほか、血液検査や尿検査でカルシウム・ビタミンD・骨代謝マーカーなどを測定し、 二次性骨粗鬆症が隠れていないかを確認します。

検査結果の見方(Tスコアなど)

骨密度検査の結果は、主にTスコアと呼ばれる指標で評価します。 Tスコアは、骨密度が最も高いと言われる20〜44歳の若年成人平均(YAM)に対して、 どれぐらい低下しているかを示す値です。

一般的に、Tスコア -2.5以下で骨粗鬆症と診断されます。-1.0〜-2.5未満は「骨量減少(骨粗鬆症予備軍)」で、 将来の骨折リスクが高まっている状態と考えられます。

Tスコア 評価
-1.0以上 正常
-1.0〜-2.5未満 骨量減少(骨粗鬆症予備軍)
-2.5以下 骨粗鬆症
-2.5以下+骨折 重症骨粗鬆症

生活習慣(食事・運動)でできる対策

1. 食事療法

骨を健康に保つためには、カルシウム・ビタミンD・ビタミンK・タンパク質などの栄養素を十分に摂ることが大切です。 乳製品や小魚、豆類、緑黄色野菜、きのこ類などを意識して取り入れましょう。

また、ビタミンDは魚・卵などに多く含まれるほか、日光を浴びることで体内で合成されます。 日焼けしない程度に、適度な日光浴も心がけましょう。

2. 運動療法

ウォーキングなどの骨に適度な負荷がかかる運動は、骨密度の維持・向上に役立ちます。 また、太ももや体幹の筋力をつけることで、転倒リスクを減らすことにもつながります。

いきなり激しい運動を始めるのではなく、体力に合わせて無理のない範囲からスタートし、 継続していくことが大切です。

骨粗鬆症の薬物療法

薬物療法は、骨密度の低下を抑え、骨折リスクを軽減するための中心的な治療法です。 骨を「壊す側」を抑える薬(骨吸収抑制薬)と、「作る側」を高める薬(骨形成促進薬)などがあり、 患者さんの年齢・基礎疾患・骨折歴などに応じて使い分けます。

下の表は、主な薬剤と「骨密度」「椎体骨折」「非椎体骨折」「大腿骨近位部骨折」に対する有効性を、 A〜Cの目安で整理したものです(A:効果を強く示す報告が多い、B:一定の効果あり、C:限定的)。 実際の薬の選択は、検査結果やほかのお薬との兼ね合いを踏まえて決めていきます。

分類 薬剤名(例) 骨密度 椎体骨折 非椎体骨折 大腿骨近位部骨折
カルシウム薬 L-アスパラギン酸カルシウム(アスパラCa剤) B B B C
活性型ビタミンD3薬 アルファカルシドール(ワンアルファ錠) B B B C
カルシトリオール(ロカルトロールcap) B B B C
エルデカルシトール(エディロールcap) A A B C
ビタミンK2薬 メナテトレノン(グラケーcap) B B B C
ビスホスホネート リセドロン酸(ベネット注) A A A A
イバンドロン(ボンビバ注) A A B C
SERM ラロキシフェン(エビスタ錠) A A B C
カルシトニン薬 エルカルシトニン(エルカルシトニン注) B B C C
副甲状腺ホルモン製剤 テリパラチド酢酸塩(テリボン注) A A C C
抗RANKL抗体薬 デノスマブ(プラリア注) A A A A

どの薬剤が適しているかは、骨折歴・他のご病気・内服中のお薬などによって変わります。 診察でじっくり相談しながら、一緒に治療方針を決めていきましょう。

「もしかして骨粗鬆症?」症状チェック

以下のような項目がいくつか当てはまる場合、骨粗鬆症や骨折リスクが高くなっている可能性があります。

こんな症状・状況はありませんか?

気になる項目が多いほど、一度骨密度検査を受けておくと安心です。

  • 最近、身長が縮んだ・背中が丸くなってきたと感じる
  • 同年代と比べて極端にやせていると言われる
  • 軽い転倒で手首や脚を骨折したことがある
  • 親や兄弟姉妹が骨粗鬆症や大腿骨の骨折をしたことがある
  • 長期間ステロイド薬を内服している

骨粗鬆症が気になるときの受診の目安

「どのタイミングで受診したらよいか分からない」という方のために、受診の目安を3つの段階でまとめました。

様子を見てもよい目安

健診で「やや骨量が少ない」と言われた程度

まだ骨折歴がなく、軽度の骨量減少のみの場合は、食事や運動習慣の見直しで様子を見ることもできます。 ただし、一度専門の医療機関で今後の方針を相談しておくと安心です。

早めに受診してほしい目安

リスクが重なっている・骨折歴がある場合

閉経後の女性、家族に骨粗鬆症の方がいる、ステロイド内服が続いている、 軽い転倒で骨折したことがあるなどの場合は、早めの受診をおすすめします。

すぐ受診・相談してほしい目安

転倒後の強い痛み・動けない状態

転倒後に立てないほどの痛みがある、少し動かすだけで強い痛みが走る、 背中や腰の突然の激痛などがある場合は、骨折の可能性があります。 早急な受診・検査が必要です。

骨密度検査〜治療開始までの流れ

実際に骨密度検査を受けてから、治療を始めるまでの流れをタイムライン形式でまとめました。 患者さんがイメージしやすいよう、検査当日のポイントもあわせて記載しています。

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STEP 1
外来での相談と検査計画

まずは外来で、骨折歴や生活習慣、内服中のお薬などを丁寧に伺い、検査の必要性を判断します。

  • 健診結果や他院の検査結果をお持ちの方は、ご持参いただくと参考になります。
  • 二次性骨粗鬆症が疑われる場合は、その原因となる病気の有無も合わせて確認します。
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STEP 2
骨密度検査・血液検査の実施

骨密度検査(DXA法または超音波法)と必要な血液検査を行い、骨の状態と原因を評価します。

  • 検査自体の痛みはほとんどなく、短時間で終了します。
  • 検査当日の注意点は事前にご説明しますので、安心してお越しください。
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STEP 3
結果説明と治療開始・フォロー

検査結果(Tスコアや骨折リスク)を一緒に確認し、今後の治療方針を決めていきます。

  • 生活習慣の調整のみで様子を見るか、薬物療法を併用するかを相談します。
  • 必要に応じて、定期的な骨密度測定や血液検査で経過をフォローしていきます。

骨粗鬆症の治療は長期戦ですが、無理のないペースでしっかり続けることで、将来の骨折リスクを大きく減らすことができます。

当院の骨粗鬆症診療の特徴

FEATURES

骨折を防ぐための「内科的な総合管理」を重視しています

のじり内科クリニックでは、骨粗鬆症だけを切り離して診るのではなく、 生活習慣病や内科疾患との関連も含めて総合的に評価し、将来の骨折を防ぐことを重視しています。

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生活習慣病と一緒に管理できる体制

高血圧・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症など、骨粗鬆症と関わりの深い病気も まとめて管理し、からだ全体のリスク低減を目指します。

2

患者さんに合わせた薬物療法の選択

骨折歴・年齢・腎機能・ほかのお薬との飲み合わせなどを考慮し、 注射薬を含めて一人ひとりに合った治療法を提案します。

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転倒・骨折予防までを見据えたフォロー

骨密度だけでなく、筋力やフレイル、日常生活の状況を踏まえ、 転倒しにくい生活環境づくりや運動のアドバイスも行います。

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春日井ICから5分・駐車場50台の通いやすさ

春日井ICから車で約5分、駐車場50台完備で、 春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧エリアからも通院しやすい立地です。 定期的な通院が必要な骨粗鬆症の方も、通いやすい環境を整えています。

骨粗鬆症の治療は「今の痛み」だけでなく、「将来の骨折」をどれだけ減らせるかが重要です。 気になる方は、お早めにご相談ください。

骨粗鬆症が気になった方へのメッセージ

Dr

医師からのひとこと

骨粗鬆症は無症状で進行し、初めての症状が骨折であることが少なくありません。 とくに圧迫骨折や大腿骨近位部骨折は生活の質を大きく落とし、健康寿命を縮めてしまう原因にもなります。
これらの骨折が起こる前に骨粗鬆症を発見し、適切な治療を受けることが何より大切です。 閉経後の女性や家族歴がある方、カルシウムやビタミンD摂取が不足している方、運動不足の方、 過去にステロイド治療を受けた方など、リスクが気になる方は、一度骨密度検査を受けておくと安心です。
当院では生活習慣病から骨粗鬆症まで幅広く対応していますので、「少し気になる」という段階でも遠慮なくご相談ください。

転倒・骨折予防のための注意点

骨粗鬆症の方では、骨を強くする治療と同じくらい、「転ばない工夫」「骨折を防ぐ生活」が大切です。 大腸カメラ後の注意喚起ボックスと同じデザインで、日常生活上のポイントをまとめました。

転倒・骨折を防ぐために、日頃から気をつけていただきたいポイントをまとめています。
ご自宅の環境や生活スタイルを見直すきっかけにしていただければと思います。
日常生活で気をつけたいこと

家の中の転倒リスクを減らす工夫

骨粗鬆症の方は、ちょっとした転倒でも骨折につながることがあります。

  • 段差やコード類、滑りやすいマットなどを片づけ、足元をすっきりさせる。
  • トイレや浴室、階段などに手すりを設置し、夜間は足元灯をつける。
こんなときは早めに相談を

転倒後の痛み・違和感が続く場合

「少しぶつけただけ」と思っても、骨粗鬆症のある方では骨折していることがあります。

  • 転倒後に背中や腰、股関節まわりの痛みが続く。
  • 立ち上がりや歩行がつらい、動かすと強い痛みが出る。
痛みが強い・急に歩けなくなったなどの症状がある場合は、早めに 当院(0568-52-1151)へご連絡いただくか、状況によっては救急受診も検討してください。

骨粗鬆症と関連の深いページをピックアップしました。生活習慣病や健診結果とあわせて、ご覧いただくと理解が深まります。

受診・検査のご案内

骨粗鬆症は、早期に見つけて治療を始めることで、将来の骨折リスクを大きく減らすことができます。 「自分は大丈夫かな?」と思われた段階で、一度ご相談いただくのがおすすめです。

骨密度検査・骨粗鬆症治療のご相談

骨密度チェックと骨折予防のご予約はこちら

骨密度検査や生活習慣の相談、薬物療法の開始まで、トータルでサポートいたします。
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骨粗鬆症に関するよくあるご質問

下記は、骨粗鬆症について患者さんからよくいただくご質問をまとめたものです。 当院標準のFAQデザイン(Qバッジ・アコーディオン形式)で表示されます。

骨粗鬆症についてよくあるご質問
Q 骨密度検査はどのくらいの間隔で受けた方がよいですか?

状態にもよりますが、一般的には1〜2年に1回程度の骨密度検査が目安とされています。 骨折リスクが高い方や、治療を開始したばかりの方では、より短い間隔でフォローする場合もあります。 詳しい間隔は診察時にご相談ください。

Q すでに骨折していても、治療に間に合いますか?

はい、骨折後からでも治療を始める意義は十分にあります。 一度骨折した方は、次の骨折リスクが高くなるため、早期に骨粗鬆症治療を開始することが推奨されています。 骨折後の痛みや生活上の不安も含めて、ご相談ください。

Q 薬は一度始めたら、ずっと続けないといけませんか?

骨粗鬆症の薬物療法はある程度の期間継続することが大切ですが、 一生同じ薬を続けるとは限りません。骨密度や骨折リスク、他のご病気の状況によって、 薬の種類を変更したり、休薬期間を設けることもあります。定期的に検査を行いながら、一緒に方針を考えていきます。

参考・出典

本ページの内容は、国内のガイドラインや教科書、信頼できる情報源を参考に、のじり内科クリニックで加筆・編集しています。

  • 日本骨粗鬆症学会ほか:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン
  • 日本内分泌学会・関連学会資料
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「骨粗鬆症」などの公的情報サイト

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