生活習慣病
生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)の診療|春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧市 のじり内科クリニック
高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満などの生活習慣病は、 自覚症状が少ないまま進行し、心筋梗塞や脳卒中などの重い病気につながることがあります。
のじり内科クリニックでは、健診の結果の相談から治療・生活習慣の見直しまで、 生活習慣病をまとめて管理できる体制を整えています。
高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症など、 複数の項目を主治医として責任もってトータルで管理し、 将来の心筋梗塞・脳卒中リスクを見据えて治療方針を考えます。
「分かってはいるけれど続かない」を前提に、 無理のない小さな改善を積み重ねていけるよう、 食事・運動・睡眠・禁煙などを一緒に見直していきます。
春日井市の特定健診・後期高齢者健診の実施医療機関として、 健診結果の説明から治療・フォローアップまで一貫して対応しています。
生活習慣病とは
生活習慣病は、食生活の乱れ、運動不足、喫煙、過度の飲酒、ストレスなど、 生活習慣と深く関わる病気の総称です。 高血圧・糖尿病・脂質異常症(コレステロール・中性脂肪の異常)・肥満・高尿酸血症などが含まれます。
かつては「成人病」と呼ばれていましたが、 若い世代や子どもでもみられるようになったことから、 生活習慣に着目した「生活習慣病」という名称が使われるようになりました。
生活習慣病の問題は、 自覚症状がほとんどないまま血管や臓器へのダメージが進んでしまうことです。 放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞・脳梗塞・腎不全など、命に関わる病気につながります。
高血圧・糖尿病・脂質異常症・内臓脂肪型肥満が重なる状態は、 かつて「死の四重奏」と呼ばれ、現在はメタボリックシンドロームとして診断基準が定められています。 将来の心筋梗塞・脳卒中リスクが高くなるため、早めの対応が大切です。
生活習慣病と健康寿命
日本人の平均寿命は世界的に見てもトップクラスですが、 「健康寿命」(元気に自立して生活できる期間)との間には、男女とも約10年前後の差があるとされています。
これは、多くの人が70代以降に生活習慣病をはじめとした慢性の病気で、 日常生活に何らかの支障をきたしている現状を示しています。
平均寿命を延ばすだけでなく、 「いかに元気に過ごせる期間を延ばすか(健康寿命の延伸)」が今後ますます重要になります。 そのカギとなるのが、生活習慣病の予防と早期治療です。
健診で血圧や血糖値・コレステロール値を指摘された段階でしっかり対策を行うことで、 将来の寝たきりや要介護状態になるリスクを大きく減らすことができます。
主な生活習慣病と特徴
以下は、代表的な生活習慣病とその特徴、主なリスク要因をまとめた表です。 実際にはこれらが複数組み合わさるほど、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。
主な生活習慣病と特徴・リスク要因
高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満・メタボリックシンドロームなど、 代表的な生活習慣病とその背景を整理した一覧です。
| 疾患名 | 特徴 | 主なリスク要因 |
|---|---|---|
| 糖尿病 | 血糖値が慢性的に高い状態が続き、網膜症・腎症・神経障害などの合併症を起こします。 | 過食・肥満、運動不足、遺伝的要因 |
| 高血圧 | 血圧が高い状態が続き、心筋梗塞・脳卒中・心不全などのリスクを高めます。 | 塩分のとり過ぎ、肥満、ストレス、遺伝 |
| 脂質異常症 | LDLコレステロールや中性脂肪が高い/HDLコレステロールが低い状態で、動脈硬化の原因になります。 | 高脂肪食、運動不足、肥満、遺伝 |
| 高尿酸血症・痛風 | 血液中の尿酸が高い状態が続き、関節に結晶がたまると激しい痛み(痛風発作)を起こします。 | プリン体の多い食事、飲酒、肥満、腎機能低下 |
| 肥満(内臓脂肪型肥満) | お腹まわりに脂肪がたまりやすく、高血圧・糖尿病・脂質異常症などが重なりやすくなります。 | カロリー過多、運動不足、不規則な生活 |
| メタボリックシンドローム | 腹囲(男性85cm以上・女性90cm以上)に加えて、 中性脂肪高値・HDL低値、高血圧、高血糖のうち2つ以上が重なった状態です。 | 不健康な食生活、肥満、運動不足、喫煙 |
| 動脈硬化性疾患 | 動脈の内側にコレステロールがたまり、血管が狭く・硬くなることで、 心筋梗塞・狭心症・脳梗塞などを引き起こします。 | 高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、高尿酸血症 |
| 慢性閉塞性肺疾患(COPD) | 主に喫煙が原因で肺の機能が低下し、息切れや慢性の咳・痰が続く病気です。 | 喫煙、大気汚染、粉じん曝露 |
| がん(胃がん・大腸がんなど) | 一部のがんは喫煙・飲酒・肥満・食習慣と関連が深いことが分かっています。 | 喫煙、飲酒、偏った食事、肥満、運動不足 |
こんな症状・きっかけはありませんか?
生活習慣病そのものは自覚症状に乏しいことが多いですが、 次のようなきっかけがあれば、一度ご相談ください。
生活習慣病が気になるサインの例
1つでも当てはまる方は、早めの受診がおすすめです。
- 健診で血圧・血糖・コレステロール・尿酸などを毎年指摘されている
- ここ数年で体重やお腹まわりが増え、「メタボかも?」と言われたことがある
- 階段や坂道で息切れしやすくなり、疲れやすさを感じる
- 家族に心筋梗塞・脳卒中・糖尿病の方がいて、自分も心配になってきた
- 喫煙や多めの飲酒習慣が続いており、やめたいがきっかけがつかめない
生活習慣病になりやすい生活習慣
「よくない生活習慣」と分かっていても、忙しい日々の中でつい後回しになりがちです。 代表的な生活習慣と健康への影響を整理しました。
生活習慣病になりやすい生活習慣
日常のクセとして身についてしまいやすい行動ほど、見直しの効果も大きくなります。
| 生活習慣 | 健康への影響 |
|---|---|
| 不適切な食生活 | 高脂肪・高塩分・高糖質の食事が続くと、 肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病のリスクが高まります。 野菜不足はビタミン・ミネラル不足につながります。 |
| 運動不足・座りっぱなし | 筋力低下や基礎代謝の低下を招き、 肥満・糖尿病・動脈硬化のリスクが上がります。 「通勤や家事でほとんど歩いていない」場合は要注意です。 |
| 喫煙 | 肺の病気だけでなく、動脈硬化を促進し、 心筋梗塞・脳卒中・末梢動脈疾患などのリスクを大きく高めます。 |
| 過度の飲酒 | 肝臓への負担だけでなく、高血圧・脂質異常症・肥満・がんリスクの上昇につながります。 「毎日の晩酌でつい量が増えている」方は注意が必要です。 |
| 睡眠不足・不規則な生活 | 自律神経やホルモンバランスが乱れ、 食欲のコントロールが難しくなったり、血圧・血糖が上がりやすくなります。 |
| ストレスの蓄積 | 過食・飲酒・喫煙の増加や睡眠の質の低下を通して、 生活習慣病の発症・悪化に関わります。 |
生活習慣病を予防・改善するために
「やった方がよいこと」は分かっていても、全部を一度に実践するのは難しいと思います。それが出来れば苦労しません。 当院では、患者さんそれぞれの生活に合わせて、 無理なく続けられる方法を一緒に考えていきます。
生活習慣病予防・改善のポイント
「アクティブガイド」や各種ガイドラインを参考にした、代表的な改善ポイントです。
| 対策 | 具体的な内容の一例 |
|---|---|
| バランスのよい食事 | 野菜・海藻・きのこ・豆類・魚を意識して増やし、 揚げ物・砂糖の多い飲み物・お菓子は頻度と量を減らします。 塩分は1日6g未満を目標に、だしの風味や香味野菜で工夫します。 |
| 身体活動・運動 | まずは「今より10分多く体を動かす」ことから始めます。 目安としては、1日合計60分程度の歩行などの身体活動と、 週に2回程度の筋力トレーニングが推奨されています。 |
| 体重・腹囲のコントロール | いきなり大幅減量を目指すのではなく、 「半年〜1年で体重の3〜5%減」を目標に、 食事と運動の両面から徐々に整えていきます。 |
| 禁煙 | 「本数を減らす」よりも完全にやめることが重要です。 一人では難しい場合は、禁煙補助薬や禁煙外来の利用も選択肢になります。 |
| 節度ある飲酒 | アルコールは1日あたり純アルコール約20gまでが目安とされます。 日本酒1合・ビール中ビン1本・チューハイ350mL 1本程度が目安です。 できれば「休肝日」を設けましょう。 |
| 睡眠・ストレスケア | 夜更かしを控え、睡眠時間と睡眠リズムを整えます。 趣味やリラックスできる時間を意識的に作り、 必要に応じてメンタルヘルスの相談も検討します。 |
| 定期的な健診・通院 | 年1回以上の健康診断で数値の変化をチェックし、 生活習慣病と診断された場合は、自己判断で中断せず継続的にフォローしていくことが大切です。 |
特定健診・春日井市健診のご案内
特定健康診査(特定健診)は、メタボリックシンドロームやその予備軍を早期に見つけ、 生活習慣病を予防することを目的とした健診です。 40〜74歳の公的医療保険加入者を対象に実施されます。
腹囲(男性85cm以上・女性90cm以上)やBMI(25以上)、血糖・脂質・血圧などの結果をもとに、 リスクの程度に応じて保健指導が行われます。
当院は春日井市健診の実施協力医療機関として、 春日井市特定健診・後期高齢者健診に対応しています。
・春日井市特定健診(40〜74歳の国民健康保険加入者の方)
・後期高齢者健康診査(75歳以上の方)
※実施期間(例年4月〜12月頃)が決まっています。受診の際は期間にご注意ください。
当院に定期通院中の患者さんはもちろん、 健診のみの受診も可能です。 「とりあえず数値だけ見てほしい」という場合も、遠慮なくご相談ください。
受診の目安
「どの程度になったら受診した方がよいのか分からない」という声もよく伺います。 目安の一例を3つの段階に分けて整理しました。
様子を見てもよい目安
初めての軽い異常で、改善傾向がある場合
健診でごく軽度の異常を1回だけ指摘された、 生活の見直しで数値が改善してきているといった場合は、 まずは生活習慣を整えながら様子を見ることもあります。
早めに受診してほしい目安
毎年同じ項目を指摘されている場合
高血圧・高血糖・脂質異常などを毎年指摘される、 メタボ判定が続いている、家族歴があるなどの場合は、 将来のリスクを考えると早めの受診がおすすめです。
すぐ受診・相談してほしい目安
強い症状や急な変化がある場合
胸の痛み・息苦しさ・片側の手足の力が入りにくい・ ろれつが回らない・激しい頭痛などは緊急性が高い可能性があります。 迷ったときも含め、早めに医療機関へご相談ください。
診療の流れ(生活習慣病外来)
生活習慣病の診療は、単に薬を処方して終わりではなく、 長期的に付き合いながら少しずつ生活を整えていくプロセスです。 当院での一般的な流れの一例です。
初診・健診結果の確認
症状の有無・健診結果・これまでの治療歴・ご家族の病歴などをお聞きし、 現在のリスクを一緒に整理します。お持ちの健診結果があればご持参ください。
必要な検査と治療方針の決定
採血・心電図・尿検査などを行い、合併症の有無を確認します。 数値や生活背景を踏まえ、生活習慣の改善と薬物療法のバランスを考えます。
定期フォローと生活習慣のサポート
数ヶ月ごとの通院で数値や体重の変化を確認しながら、 食事・運動・睡眠などの工夫を一緒に見直していきます。 状況に応じて専門医療機関との連携も検討します。
当院で生活習慣病の診療を受けるメリット
FEATURES
「薬を出すだけ」ではなく、生活に寄り添ったトータルケア
のじり内科クリニックでは、高血圧・糖尿病・脂質異常症などを 個別に見るのではなく、将来の心血管イベントリスクを見据えて一人ひとりに合わせた治療を心がけています。
複数の生活習慣病をまとめて管理
高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症など、 複数の病気を別々の医療機関で診てもらうのは大変です。 当院では責任ある主治医としてトータルに状況を把握し、最適な治療バランスを考えます。
「やるべきこと」を絞った生活指導
「あれもこれも」ではなく、今日からできる一歩に絞って一緒に考えます。 仕事や家庭の事情も踏まえ、現実的で続けやすい目標設定を心がけています。
必要に応じて専門医療機関と連携
合併症が疑われる場合には、循環器内科・腎臓内科・眼科など、 専門医療機関への紹介もスムーズに行います。 普段のかかりつけとして当院が窓口となり、継続的にフォローします。
春日井ICから5分・駐車場50台で通院しやすい
春日井ICから車で約5分、駐車場50台完備で、 春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧エリアから通院しやすい立地です。 生活習慣病の長期フォローにも通いやすい環境を整えています。
※ 実際の診療内容は、一人ひとりの病状や生活背景に応じて個別に調整します。
医師からのメッセージ
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受診・ご予約のご案内
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春日井ICから車で約5分、駐車場50台完備で、 春日井市・高蔵寺・神領・守山区志段味・小牧エリアから通院しやすい立地です。
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生活習慣病に関するよくあるご質問
生活習慣病について、患者さんからよくいただくご質問をまとめました。 受診の前後の参考になれば幸いです。
Q 健診結果だけを見てもらう目的で受診してもよいですか?
もちろん大丈夫です。 「どの程度心配すべきか」「今すぐ薬が必要なのか」「生活で何を気をつければよいか」などを整理し、 必要に応じて追加検査や治療を一緒に考えます。
Q 薬を飲み始めたら、一生やめられませんか?
病気の種類や重症度によりますが、 生活習慣の改善や体重減少によって薬の量を減らしたり、中止できる場合もあります。 一方で、合併症リスクが高い方では、継続的な内服が大切になることもあります。
当院では、数値や合併症の状況を見ながら、 薬のメリットとデメリットを丁寧に説明したうえで方針を決めていきます。
Q 運動が苦手ですが、何から始めればよいでしょうか?
ジムやランニングから始める必要はありません。 まずは「エレベーターではなく階段を使う」「一駅分歩いてみる」など、 日常生活の中で少しだけ体を動かす量を増やすところから始めるのがおすすめです。
具体的なメニューは、年齢や体力・持病に合わせてご提案しますので、ご相談ください。
参考・出典
本ページの内容は、日本の公的機関や学会のガイドライン・資料等を参考に作成しています。 主なものは以下の通りです。
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動ガイド2023(アクティブガイド)」
- 厚生労働省「健康日本21(第二次)」ほか、生活習慣病予防に関する資料
- メタボリックシンドローム診断基準に関する日本の基準(腹囲・血圧・脂質・血糖の各基準)
- 日本高血圧学会・日本糖尿病学会・日本動脈硬化学会などの関連ガイドライン
